人の光と闇
光と闇。想像する世界の光と闇の始まりはどうも無限遠に存在するようである。
人間世界の光と闇の光源(闇源?)も無限遠にあるようだ。
だが、その遠方に辿り着くまでには無数の人間が存在する。
闇側に存在する人間、光側に存在する人間。
光に存在する人間はどうやら闇に染まる人間より少ないようだ。
光は人に生命としての良い幸せをもたらし、今後に人としての強さを与える。
闇は時には人を破滅に追い込む可能性を持ち、人という命を壊す力がある。
人は己の芯のキャラクターの方向を考えることが少ない。それが故に若いうちは光と闇、それぞれに大きく揺さぶられる。
稀に自身の闇に気付き、周囲の人間を光に導こうとする者も居るが、そのような強さを持つ人間は闇の人間でも1%もいないだろう。
では、現実に世界では闇は淘汰されているのだろうか?
残念ながらそんな事は微塵もない。
己を光と偽る闇の者たちが厚い化けの皮を被り存在し、いつでも周囲を壊す準備をしているのだ。
それだけ闇は強大で光を蝕む力があるのだ。
この闇に負けないよう、人は光に気づかなければならない。
闇を間違えて選ばないよう、光を知っていなければならない。
今のあなたには光に気付ける力があるだろうか?
そして、あなたは他人に光を、何よりあなた自身に光を与えられる力を持っているだろうか?